1981-05-13 第94回国会 衆議院 大蔵委員会 第30号
○平林委員 大口融資の規制比率は、いまお話のあったとおり、大体現行の比率をそのまま法律に規定をするというような方向になるわけですが、商業手形の割引とか預金担保貸し、国債担保貸し、貿易手形等を除外するというようなこともお話しになっておりましたから、それではこれは大口融資の規制じゃなくて大口融資の緩和じゃないのか、私は実はこう思っておるわけでございます。
○平林委員 大口融資の規制比率は、いまお話のあったとおり、大体現行の比率をそのまま法律に規定をするというような方向になるわけですが、商業手形の割引とか預金担保貸し、国債担保貸し、貿易手形等を除外するというようなこともお話しになっておりましたから、それではこれは大口融資の規制じゃなくて大口融資の緩和じゃないのか、私は実はこう思っておるわけでございます。
これは、輸出生産金融につきましては、現在前貸しの貿易手形等の制度がございますが、中小の機屋にはほとんどこれを利用し得ないのでございまして、中小企業の輸出金融公庫を設立してくれるか、あるいは商工組合中央金庫に輸出生産の資金の別ワク融資制度を設けていただいて、中小織布業者の輸出生産資金を輸出貿手と同率程度の低金利で融資する措置を講じていただきたい。 次は、輸出振興基金制度の確立。
そこで本行の取扱いますものは、自然長期に亘つて貸出しを要するものに限られて参つておりまする関係上、その他の消費財等の一般的な金融につきましては、私どものほうを働かせるまでもなく、市中その他貿易手形等による日本銀行の操作によつて賄つて行くということが建前になつておるかと考えるのでございます。
もう少し、この頃の貿易関係のこと等もありまするし、貿易手形等の関係もありますからそういうものについての考えも織り込んで、実は私は具体的に案を作りたいと思つておりますが、さつきも率直に申上げた通り、まだそこまで、具体案を作るまでに至りませんが、一応私の考えておる根本を申上げまして、御批評を乞う次第であります。
輸出入銀行につきましては、これも先般お話申上げておりますように、国際金利と或いは日本の貿易手形等の金利等を水準にいたして考えますと、大体七分五厘ということになるわけであります。見返資金につきましては、お話のように、七分五厘ということになつておりますが、これは御案内のように現在出しておりまするところは、大体電力及び造船と申しますか、船舶関係、その外は中小企業等であります。
と申しまするのは先ほども申しましたように一時的な暫定処置でありますので、どこまでも問題は積極的に御指摘のようにポンド地域における市場というものを失わん上から申しましても、その地域における貿易を伸長せしめることが根本政策でなければならんと思いますので、従つて私どもといたしましてもその地域間の輸入の増加に対して日本銀行を通ずる金融的措置といたしまして、貿易手形等によりまして市中銀行からの輸入金融に対して
従いまして日銀におきましても、各銀行からの貸出し要求に対しまして、たとえばスタンプ手形、貿易手形等におきましては、これはすぐに参りまするが、普通の国債担保の金融とかなんとかいうことになりますと、やはりそこに経済の円滑な運行、正常なる運行ということから、ある程度貸出しを澁つたり、あるいは貸出しを奬励することはあると思います。
貿易手形等は再割引を認めおる関係上、日銀にどんどん行くのであります。そうすると日銀の方では、東京銀行では自分のところへ持つて来過ぎるとか、あるいは再割引でない貸付にいたしましても、東京銀行は他の銀行よりも貸付が多いとか、こういうふうなことがあります。しこうしてまた貿易が盛んになるにつれて東京銀行の業務はどんどんふえて行く。
貸出しの口数その他を檢討すればすぐわかることでありますが、そういう関係からやはりこうした貿易手形等の利用ができないところの零細なる企業者の金融問題が——予算が通過いたしまして、実施過程に入つておりまするけれども、ここ数箇月を出でずして、そうした問題が深刻な経済的な混乱となつて現われて來るのではないかということを憂慮する建前から、特に在來の方法によつてやるんだというただいまの局長の説明でございまするが
中小企業で輸出向けのものにつきましては、貿易手形等に特段の方法を講じてやつて行きたいと思います。國内的の中小企業につきましては、まあ無盡とか信用組合、その他情勢によりまして、相当程度信用統制をやつて行きたいと思いまするから、そのときどきによりまして、日銀その他の操作でやつて行けるのではないか。
なおまた金融問題につきまして、中小企業その他の金融問題についてお話がございましたけれども、これは貿易手形等によりまして貿易産業の金融を円滑ならしめる、あるいは公園認証手形をもつてその方面の金融をはかる、あるいは最近農業手形等によりまして、農業金融に対して一應の施策を講じたのでありますが、今後中小企業の金融並びに農業金融については、さらに一段と施策を進めたい、かように考てえおるのであります。